2月8日(水)にさくら教室が開催されました。「血管を若返らせる体操・ストレッチ」で講師は、健康運動指導士の佐藤 広徳さんです。
まず、運動を始める前に、血管と筋肉についてのお話がありました。血管はゴムホースによく例えられるそうで、はじめは柔らかい血管も年齢を重ねるとだんだん固くなっていきます(動脈硬化)。さらに、コレステロールなどで血管が詰まってしまうと、その先に血液がいかなくなるそうです(梗塞)。また、筋肉は力が出る時は縮むそうで、ストレッチとはゆっくり筋肉を伸ばしてほぐす運動のことだそうです。
説明の後は実技です。まず、ストレッチから始めます。手、首、腰、股関節、脚の順にストレッチを行いました。体を伸ばす時は「これ以上は痛める」という判断を自分でしながら無理なく行うことが大切だそうです。
首の後ろを伸ばしましょう |
肩や腕を伸ばします |
次は座ったままで脚の運動です。左右交互にかかとをつけたり、つま先をつけたり、左右に脚を開いて動かしたりしました。また、その動きに手の運動を一緒に行いました。講師の方の動きを即座に真似するのは難しいですね。
かなり運動したところで脈拍を測りました。血管を若返らせるためには、1分間に110程度の脈拍に上げる運動をすることが大事だそうです。いきなり、上げるのではなく運動で体を温めながら徐々に脈拍を上げていきましょう。飽きずにウォーキングを続けるにはいくつものウォーキングコースを考えておくなど工夫が必要だそうです。
最後は柔らかいボールを使った筋トレです。座ったままで、体の周りにボールを回したり両手で強く握って筋肉を鍛えたりしました。
ボールをつきます 反射神経も必要です |
今日の講座はとても良い運動になりました。血管を若返らせる運動というのは、ただゆっくり歩くのではなく、やはり意識的に少し負荷をかけないといけないのかなと反省しました。
大池校区は、緑が美しく坂道や階段がたくさんあり、負荷をかけるウォーキングにぴったりです。気候が良くなったら、皆さんもウォーキングを始めてみませんか?