すこやかハイハイ教室 (第3回 第4回) の続きです
第5回 「乳幼児の歯の 上手な仕上げ磨きの仕方」
講師は歯科衛生士の 谷口 ゆかりさんです。赤ちゃんの歯磨き、大切だとわかっていてもなかなかうまく出来なかった経験はないですか?口を開けてくれなかったり、あばれて嫌がったり。
|
講師の谷口さんのお話を真剣に聞く参加者の皆さん |
今回の講座では、そんな赤ちゃんの歯の仕上げ磨きが上手に出来るようなアイディアを教えて頂きました。赤ちゃんの最初の歯は、生後6~7カ月頃から生えてきます。(個人差があります)そこでいきなり歯磨きを始めるのではなく、5カ月頃から準備が必要だそうです。
1.ほっぺやおでこ、鼻、耳などやさしく触れたりします。
2.口の周りを触ったり口の中に指を入れたりして触れることに慣らし
ていきます。
3.指や歯ブラシの背でほっぺの内側をマッサージして歯磨きに備えま
す。
そして1本でも生えたら、歯磨きのスタートです。仕上げ磨き用の歯ブラシは、ネックの部分が細長く、磨いてあげるのに使いやすくなっています。
また自分で歯磨きをするために8カ月くらいからコップを使う練習をしたり、歯磨きが楽しくできるように歯磨きコーナーを作ったりすると良いそうです。また、虫歯になりにくいおやつや食生活のアドバイスもありました。
|
6歳臼歯を大事にしましょう |
この他にも虫歯になりやすい6歳臼歯(はじめに生える永久歯で最初に無くなってしまいがちな歯)のお話や、家族みんなで歯磨きを「楽しい儀式」のようにすること、かかりつけの歯科医を決めて、定期健診を受ける事など歯に関する様々なお話があり、私もあと、〇十年前に聴いておけばよかったなあと思いました。皆さんも今ある歯を大事にしましょうね。