2024年1月9日火曜日

すこやかハイハイ教室 (第3回 第4回)

すこやかハイハイ教室 (第1回   第2回)の続きです。

 第3回 「おひるねアート」

 講師はおひるねアート協会認定アーティストの小川 富美子さんです。「おひるねアート」は赤ちゃん時代の可愛らしさを素敵な背景で写真に残します。背景は講師の方の手作りで、布製のマットの上に人形等を使って飾り付けをしてあります。寝かせた赤ちゃんを真上から写真に撮ると、まるで一枚の絵のようになります。出来上がった写真は普段の育児の大変さを忘れる可愛さで、見ている私達も癒されます。

空飛ぶ赤ちゃん(?)

 寝かされてびっくりした赤ちゃんを講師の方が人形や音を使ってカメラに視線を向けながら笑顔にしてくれます。ほとんどの赤ちゃんは笑ってくれて、そのテクニックに感心してしまいます。その隙に、保護者の方が高いところから撮影します。上手に写真が撮れると、保護者の方もとてもうれしそうでした。

保護者同士、協力しあって撮影会です


保護者も赤ちゃんも笑顔になって、私達にも嬉しい回になりました。


第4回 「みんなで話そう!気になる育児のアレコレ!」

 講師は助産師の、宮久 みかさんです。宮久さんに講師をしていただくのは初めてですが子育てに関する、すぐに役立つお話をたくさんしていただきました。

5,6カ月の赤ちゃんは一人でハイハイできるようになって、その間に家事をするのが大変になっていきます。そこで、ひとりで「おんぶひも」をつかって赤ちゃんをおんぶできるように練習しました。ひもの扱い方や赤ちゃんの支え方にコツがあります。それから、だんだん重くなっていく赤ちゃんを、手だけで抱っこすることが難しくなっていきます。抱き方を工夫して自分の体に赤ちゃんをのせるようすると腕の力に頼らずに抱っこすることができるそうです。
講師の宮久さんの「一人でおんぶ」の実演です



他にも、子育てする上で役立つ情報も教えていただきました。母子手帳のアプリや福岡市の「ふくおか 子ども情報」、日本小児科学会の「子どもの救急」などです。このような情報を大いに活用して少しでも楽しく安心して子育てをしてほしいなと思います。

宮久さんのお話で特に印象に残ったのは、災害時のために赤ちゃん用の非常時持出袋を準備しておくことでした。月齢にあったレトルトの離乳食やおむつ(一枚ずつ匂いの漏れない袋に入れて保管)をすぐに持ち出せるように日頃の準備しておくことが大切だそうです。

他に100円ショップのドレッシング用の容器を使った、赤ちゃんのスキンケアの方法など、アイディアいっぱいで、楽しくお話を聞くことができました。