講師は 珈琲工房アロマビーンズ 代表の中島 由紀雄さんです。
(中島さんご持参のセットです) |
最初にコーヒー豆についての説明がありました。コーヒーの木は大きく分けて3種類(アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種)で、赤道を中心とした北緯25度南緯25度の間で生産されます。生産量の多い国は順に、ブラジル、ベトナム、コロンビア、インドネシア、エチオピア、ホンジュラスでこの6か国で全世界の70パーセント以上を生産しています。
講師の中島 由紀雄さんです |
この日はインドネシアのセレベス アラビカとエチオピアのイルガチャフェG1コチャレの二種類のコーヒー豆を用いて、コーヒーの淹れ方の実演と試飲がありました。
セレベスアラビカは「上品な風味、深いコクと柔らかな苦み」のあるコーヒー豆で、イルガチャフェは「フルーティーで爽やかな酸味」のあるコーヒーです。
講師の中島さんが各テーブルを回って、美味しいコーヒーの淹れ方を実演してくださいました。試飲もあり、二種類のコーヒーの飲み比べをしました。中島さんが淹れたコーヒーはとても飲みやすく雑味のないすっきりとした味わいで、さすが「プロの技」でした。
美味しいコーヒーを淹れるには
新鮮な豆(焙煎後挽いた状態で密閉して2週間、冷凍で1ヶ月)、適量の豆(ハリオ式で1杯12g)、適温のお湯(92℃)で、最初だけコーヒーの粉全体にお湯をかけ蒸らしたらあとは中心部のみに湯を注ぎます。(500円玉大の円の中に注ぐ)適量のコーヒーが抽出されたらドリッパー内にお湯が残っていてもドリッパーをはずして抽出をやめます。
希望者が実際にコーヒーを淹れてみました |
なにより、あせらずにゆったりとした気持ちで丁寧に淹れると、いつものコーヒー豆でさえちょっと美味しくなる気がします。皆さんもお気に入りのコーヒー豆をみつけて、ご自宅で美味しいコーヒーを楽しんでくださいね。