公民館だより 12月号です |
さくら教室、サロンあじさいのお申込みは大池公民館までお電話ください。
大池公民館 電話 092(511)4231
10月21日(土)、もやい教室 干支づくりが開催されました。来年の干支を作る陶芸教室で、講師は陶芸講師の永尾 春子さんです。
来年の干支は「辰」です。十二支の中で唯一の想像上の生き物ですね。一説によると中国の王様は龍(辰)の生まれ変わりで龍は重要な生き物であるとして十二支にはいったのではないかと言われているそうです。(諸説あります)
講師の方が作った見本です |
「つの」や「たてがみ」を作ります |
出来上がった作品は講師の方が窯で焼いてきてくださり、参加者にお渡しは12月になります。ずっとこの講座に参加してくださっている方は、もうずぐ十二支が揃うでしょうか。
講師の丸山 慶子さんと三善 京子さんです |
首周りの運動です |
10月4日(水)、さくら教室「ボッチャ パラリンピック正式種目をみんなで体験しませんか?」が開催されました。
ボッチャは2021年パラリンピックで金メダルを獲った杉村 英孝選手と解説者の「ビッタビタ」という言葉で覚えている人も多いのではないでしょうか。本日の講師は、大池校区スポーツ推進員の鹿島 伸介さんです。
講師の 鹿島 伸介さんです |
ボッチャを始める前に、椅子に座ったままで健康体操をしました。首、腕、肩、背中、脚と順によく動かしてからゲーム開始です。
ボッチャは白いボール1個(ジャックボール)と赤いボール6個、青いボール6個を使ってゲームを行います。ボッチャのボールは表面が指でつまめて柔らかく、少し重いかんじです。中には砂のような細かい粒が入っているそうです。
この日は10名の参加者で5人ずつ赤と青の2チームに分かれてゲームを行いました。最初に白いボールを投げ、次に赤青それぞれ1投ずつ投げます。その後は白いボールに一番近いボールを投げた方じゃない方がボールを投げます、1投ずつ判断してどちらかのチーム6球投げ終わったら、相手のチームが残りのボールを投げます。
マスの中から投げます 赤3人青3人でゲーム中です |
最終的に白いボールに一番近いボールを投げたチームが勝ちで、相手チームの一番近いボールとの間の距離にあるボールの数が点数になります。
赤2点 青0点です |
9月10日(日)、14:00よりハーブティー講座が開催されました。講師はハーバルセラピスト、アロマテラピーインストラクターの佐々木 憲子さんです。そして、地域指導者の早野 真由美さんと、若久公民館 主事の白澤 孝子さんがお手伝いにかけつけてくださいました。
講座は2部構成で、第1部は「ハーブの基礎について」、第2部は「ハーブティーを味わってみましょう」です。
様々なハーブティー |
ハーブとは「生活に役立つ」香りのある植物のことです。ハーブの持っている、抗酸化、抗糖化、抗炎症、抗菌作用のある植物化学成分(フィトケミカル)を体に取り入れることによって、内分泌系、自律神経系、免疫系などこころとからだに影響を及ぼすそうです。
ハーブティーにする佐々木さんおすすめのハーブは
ジャーマンカモミール、ダンディライオン、ネトル、ローズヒップ、エルダーフラワー、ヒース、などなど。皆さん、聞いたことがあるハーブもあるかもしれません。
ハーブ毎の特徴を教えていただき、初めて聞いたハーブにチャレンジしてみたくなりました。個人的にはダンディライオン(たんぽぽ)やヒース、ラズベリーリーフなどが気になります。(肌によいそうです)
第2部では5種のハーブティーの試飲を行いました。
講師の佐々木 憲子さんです |
①ローズヒップ&ハイビスカスティー
(ポンパドール社のティーバッグ使用)
ビタミンCの爆弾と呼ばれているそうでう。お疲れの時に。
赤色のきれいなお茶です。酸味がありさわやかです。 |
ジンジャーで体が温まります |
9月13日(水)、さくら教室が開催されました。「家紋についてのお話 ~日本の伝統文化 家紋の由来、ルーツを知ろう~」です。
講師は「博多マイスター」で紋章上絵師の田中 善藏さんです。「博多マイスター」とは福岡市が認定した、ものづくりに関して優れた技能と相当の経験を持った技能職者のことで、技能の継承、後継者の育成を行う意思と能力のある方です。
紋章上絵師は着物に紋を入れる仕事のうち、型紙を使った刷り込み後に上絵筆で描き入れをする人です。京都などでは分業がすすみ、型、刷り込み、上絵は分業だそうですが、博多では最初から最後まで行うそうです。
講師の田中 善藏さんです |
紋を入れるのに使用する道具 |
皆さんは、ご自分の家の家紋をご存じですか。西洋などでは、紋章は貴族の特権ですが、日本には各家に紋があり、紋帳には4000種、全体で二万種の紋があるそうです。
家紋の表現には、草花、生き物をモチーフにしたもの、名字を紋章にしたもの、吉祥縁起に基づくもの、信仰に関連性のあるもの等、様々なものがあるそうです。
家紋のはじまりは、平安貴族たちが自然の草花や蝶、雁、千鳥などの文様を衣服や調度品、牛車等に印として用いたことが始まりです。源頼朝の頃から武家の間にも紋が広がっていきました。武家の紋は主君に戦場で働いているところを観てもらうため遠くからでも見える様に単純な紋が多かったそうです。また家紋は本家と分家、主君と家臣などで少しずつ変えて同じ紋を使用したりしたそうです。
その後、江戸時代には庶民の間にも家紋が広がっていきました。有名な商家の紋に三井家の越後屋の紋(三越デパートのマーク)がありますね。
紙の型紙 |
8月5日(土)、小学生陶芸教室「Myマグカップを作ろう!」が開催されました。4年生から6年生までが対象です。講師はもやい教室の干支づくりでおなじみの、陶芸講師 永尾春子さんです。
あらかじめ、板状で用意してある粘土を円筒形の容器に巻き付けます。これに 底と取っ手を付けたらマグカップの形が出来上がります。
粘土の板を巻き付けます |
それから、マグカップに自分の好きな絵を彫ったり、飾りをつけたりしました。
立体的な模様ですね |
ウインクが素敵です |
8月7日(月)13:00より、おもしろ科学教室(小学3,4年生対象)が開催されました。
この日の実験メニューは
①発電の実験
②スライムをつくろう!
③大気圧の実験
④雲の発生
⑤地震のときの液状化
です。
発電の実験では手回し発電機のハンドルを回して、端子でつないだコンデンサーに電気をためます。ためた電気を使って、プロペラを回したり、オルゴールを聴いたりしました。
プロペラが回った! |
やけどに気をつけよう |
8月7日(月)10:00より、おもしろ科学教室(小学1.2年生対象)が開催されました。講師は元小学校校長の中村 智彦さんです。今日の実験メニューは
①10円玉をピカピカにしよう
②氷つり
③スライムをつくろう!
④金魚が浮いたり沈んだり
です。
10円玉をピカピカにしようではケチャップや醤油、マヨネーズなどの調味料を塗って10円玉の表面の酸化銅を分解します。黒っぽい10円玉がピカピカの新品のようになります。10円玉に調味料を塗ります |
スライムはポリビニルアルコール(PVA)入りの洗濯のりとホウ砂(ホウシャ)、食用色素を使って作ります。できあがったスライムの一部を子ども同士で交換して色を混ぜたり、テーブルの上から垂らしてみたりして実験を行いました。
よくかき混ぜて作ります |
実験がスムーズにすすんだので、おまけに空気砲の実験がありました。丸い穴の開いた箱を叩くと白い輪が飛び出してきました。子ども達は輪っかを掴もうと歓声があがります。
箱から出た白い輪が見えますか? |
7月5日(水)に開催されたさくら教室のテーマは「~古くから沖縄に伝わる伝統楽器『三線』の演奏を楽しみましょう~」でした。講師は琉球音楽協会師範の西山 知華子さんです。
三線は胴に蛇の皮を張り、三本の弦を弾いて鳴らす沖縄で古くから伝わる楽器です。
西山さんは紅型の衣装を身に着け登場され、お手伝いで参加された森山さんもかりゆしウエアを着てこられて会場は沖縄のムードが高まります。
講師の西山さんと森山さんです |
最初の演奏は「安里屋ゆんた(あさどやゆんた)」です。竹富島に伝わる民謡を元にして作られた昭和の沖縄ソングで八重山諸島で歌われる仕事唄、労働歌だそうです。この曲は講師の西山さんが初めて習った思い出の曲です。
次の曲は「永良部百合の花(えらぶゆりのはな)」です。永良部諸島ではかつて、てっぽう百合の栽培、貿易が盛んで百合作りと島人の生き方を重ねている歌だそうです。
それから、田端義夫さんが歌った「十九の春」「島育ち」でした。どちらも女性の恋心を歌ったものです。
そして、ご存じの方も多い「てぃんさぐぬ花」、そして、長山洋子さんや、森山良子さんらがカバーした「芭蕉布」の演奏です。沖縄の曲は独特の音階があり、音を聞いただけで沖縄らしさが伝わります。
講師の西山さんは演奏に合わせて歌も歌ってくださいました。沖縄の言葉で書かれた歌詞は聞いただけでは意味が理解しずらく、歌詞の意味を解説していただきながらの鑑賞となりました。
最後は歌手のビギンでおなじみの「島人ぬ宝」そして歌詞が楽しい「オジー自慢のオリオンビール」でした。
皆で踊りました |
歌と三線の演奏にあわせて、「イヤー」「ハイヤー」とはやしことばを入れながらみんなで楽しく踊り、癒されて元気になれる演奏会でした。
8月2日(水)、小学3年~6年生を対象に、小学生マジック(手品)教室が開催されました。講師は筑紫丘公民館 館長の、井上 茂雄さんです。
マジックにはあらかじめ仕掛けのある小道具(ギミック)を用意しておくマジックと、言葉や動きのみ(テクニック)で見せるマジックとがあるそうです。
この日、教えていただいたマジックは割りばしやトランプや硬貨など身近にあるものを利用したマジックです。目の前で講師の方にマジックを披露されるとびっくりした子ども達から「えーーーー?」という歓声があがります。
トランプのマジックです |
隣同士でマジックを披露します |
ギミックだけでなく、お客さんの視線を仕掛けからそらしたり、言葉で誘導したりでマジックは演技がとても重要だとわかりました。
子ども達も持ち帰ったギミックでしっかり練習して、おうちの方を驚かせてほしいですね。
7月22日、24日、26日、28日、30日の計5回、小学生パン作り教室が開催されました。
この小学生パン作り教室は毎年夏休みに開催される大池公民館の恒例事業です。講師は洋菓子研究家の波多江 彰子さんです。小学2年生から6年生を対象に各回36名の参加で行われました。
最初に、パンの作り方の説明です。初めてパン作りに参加する子ども達を中心に講師の方のテーブルを囲みます。子ども達はパンの作り方の説明に興味深々で見つめています。
講師の波多江 彰子さんです |
その後、自分のテーブルに戻って配布された生地を成形していきます。もらった生地はまず、6等分にすることが多いのですが、中には「家族がたくさんいるから」と小さく分けていく子ども達もいます。家でどんな形のパンを作るか決めてきた子ども達は、どんどん作業がすすみます。初めて作る子ども達は、まず形を決めるまで、じっくり考える子が多いです。
最初に切り分けて成形します |
成形して卵を表面に塗ったら、あとは焼きあがるのを待ちます。
一人ずつパンを受け取ります |
とても、大きく膨らむので、想像した出来上がりと違ってびっくりする子もいます。出来上がったパンを見て、嬉しそうな笑顔に、こちらまで嬉しくなります。おうちの人にパン作りの様子を報告しながら美味しく食べて欲しいですね。
6月7日(水)、6月のさくら教室が開催されました。「~懐かしいハーモニカの音色で楽しいひとときを~」と題して、講師は九州ハーモニカ連盟理事の村田 良平さんです。
今年で13回目となるこの演奏会は村田さんのハーモニカによる「お富さん」「青い山脈」「月がとっても青いから」など、おなじみの曲から始まりました。続いて応援にかけつけてくださった村田さんのハーモニカ教室の生徒さんによる「瀬戸の花嫁」「炭坑節」「黒田節」の演奏でした。ハーモニカは何種類もあり、曲によって種類を使い分けて演奏されます。
講師の村田良平さんです |
この日は生徒さんだけでなく、村田さんのお友達がたくさん演奏やトークで参加してくださいました。ギター演奏、ウクレレ演奏、歌唱、トークととても賑やかで盛りだくさんの内容でした。
また、村田さんの演奏で参加者の歌の参加もあり、懐かしい歌謡曲をみんなで口ずさみながら楽しいひと時を過ごしました。
志賀館長も参加して「高校3年生」熱唱です |
5月22日(月)、令和5年度 最初のさくら教室が開催されました。「ババちゃんのジジ(時事)放談」と題した時事問題についての講演で、講師は 元西日本新聞総理官邸担当記者 馬場 周一郎さんです。難しい政治問題を軽妙な語り口でわかりやすく解説してくださる人気の講座です。
馬場 周一郎さんです |
この日は、「権威主義」と「民主主義」という二つの政治体制についての定義、代表的な国家、それぞれのメリット デメリット等説明がありました。良いことばかりと思っている民主主義においても、議論、合意、手続きを重視するがために決定から実行まで多大なエネルギーと時間を要するというお話などもありました。
皆さん、真剣です |
また、サザエさんの例を交えながら、昭和40年代の日本人の平均寿命が70歳前後であり、当時の60歳と現在の60歳の人とは様々な面において差があると、お話がありました。今後ますます日本で深刻化すると予想される、高齢化と人口減少の問題について我々はどう対応していくべきかという、ちょっと背筋が伸びるようなお話もあり色々考えさせられる講演でした。